予想以上に強烈でした！
もともとHiphop畑でDJをしていたというこのオタ風な佇まいの白人青年が、遊び半分で録音したデモがPeanut Butter Wolfの耳に入りStones Throwからのアルバムリリースまで至ったとのことです。
いわゆる現代的にup to dateされたネオソウルとかじゃなくて、たぶん自分が集めてた'60～'70s soul music にどっぷりと浸かり込み、その深みをさらに探求しようとした結果。そんな印象を受けました。部屋で一人Sweet Soulのレコードに針を落としては眉間にしわを寄せつつ恍惚の表情で熱唱し、ちょっと家族から心配されたり、とかそんなやつな印象を受けました。そんな混沌としたエネルギーが完全に作品に昇華しております。
で、まあそんなに歌が上手いとかじゃないんですが、そこがまた自分には堪らなかったりします。
